2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

リーダーの資質を問う!帝王学より

リーダーは、常に自戒できる人でなければ、精々、賞味期限は3年位! 貴方も、指導者になる時があるかも知れないが、権力を持てば誰しも 可笑しくなるもの。 「3年でバカになる」という諺もあります。権力の周辺には、必ず「阿諛追従(へつらい)の徒」が集まります…

国連重視?両代表演説の触り!石原莞爾(4)

国際連盟理事会1932年2月 中国 顔恵慶代表日本代表は能く組織されたる国家の事を云われるが、政府の統制を破 りつつある陸海軍を有する日本の様な国が、組織力ある国家であるか どうかを疑うのである。 日本の外交官が理事会に出席し現実に種々の約束をなすに…

*昭和史の残像を覗いてみると?石原莞爾(3)

「一九〇四年秋、仙台」より 爆殺された張作霖の息子・張学良は東北全土(満洲)の旗を、3日間で、 青天白日旗に取替えたが、日本の諜報機関は全く気付かなかった。 日本の諜報活動はお粗末だ。曰く「貴方がた日本人は私の父を殺し、 日本の為にその真相を曖昧な侭隠…

戦争の正義という虚構と妄想!石原莞爾(2)

日露戦争で日本軍の正義と仁慈が謳歌され凡ての放埓は忘れられていた ので、満洲の農民達は、日本人を兄弟か救い主として歓迎し永久の友誼 を結ぶべきチャンスであったのに、日本兵と、満洲に渡って来た一般人 にその認識はなく「日本は優秀だ、支那は無視しても」…

石橋湛山「大日本主義の幻想」!石原莞爾(1)

1921年:東洋経済新報社:石橋湛山(36歳)ーーー「台湾・支那・朝鮮・ シベリヤ・樺太」を、我が国防の垣であるとする。しかし実はその垣こそ 「最も危険な燃え草」であった。満洲・台湾・朝鮮などを勢力範囲として おくことが、国防上必要だといったが、これらを確保し…

満蒙進出関東軍のお粗末!昭和史の一断面(2)

上海に拠点を移した里見の許に、阿片という蜜に群がる毒蛾のように、 児玉誉士夫。笹川良一等々の、魑魅魍魎が集まって来た。 「満洲国を造ったはいいが、しげしげ見ると日本の内地におったら使い ものにならんような連中ばかり連れて来る。こんな連中を早く追返さ…

*阿片の禍い!昭和史の一断面(1)

阿片は18世紀オランダの植民地だったジャワから中国南部に齎されて からで、イギリスの東インド会社の中国向け輸出がこれに拍車をかけ、 1840年阿片戦争で惨敗してから阿片貿易を許容させられるに至った。中国のケシ栽培奨励という苦肉の対抗策も裏目に多くの…

大衆迎合の怖さ!120年の軌跡?

外務省の論客岡崎久彦・史学者佐藤誠三郎「日本の失敗と成功」とは?日清戦争は、清国の一部の「北洋軍閥」との戦いに勝っただけである。 日露戦争は、ロシア軍の満洲進撃に対抗して、朝鮮を確保する心算が、 満韓一体論のソ連が拒否、開戦が3月遅れていたら勝目はな…

日本は米国通貨植民地?最大研究課題!

植民地インドがポンドに支配され黒字に見合った富を宗主国イギリスに 吸い上げられたと同様に日本はドルに支配されて黒字に見合った富を宗 主国アメリカに吸い上げられるという視点は、皆で考えてみませんか。輸出立国の実態は輸出亡国!三國陽夫氏の「黒字亡…

エリートの本音!官僚国家の実態は?(2)

大蔵省は税務署を手足にした最強の情報機関で新聞社と雖も抗らえない。 怖いのは菅直人。資料発見班を作ってロッカー毎に細分、自分で割り振っ たから。政治家より選挙の洗礼を受けない役人が威張るのは間違い! バブル崩壊が大蔵省の故とは噴飯物。唯銀行局長の…

エリートの本音!官僚国家の実態は?(1)

10年前に刊行された本だが、熟読玩味しておくべきと感じ、抄録する。 日本の民主主義は、大衆のバカな部分が表に出ている、衆愚政治である。大蔵省に権力が集中して、税を集める側と使う側が同じなのは日本だけ。 それ以外にも、銀行、証券、保険、更に皇居に至る…

*心身の健康を目指す「中高年の憲章」

昨今、医療費高騰の記事が一際目立つ中、敢て自力健康法を提唱して、 3月2日から、下記タイトルで日記を綴って来ました。 今後は精神衛生上、気になる巷の話題や時事問題に関し、卓見抜粋を 主として続けようと存じます。年寄の話も時折覗いて見て下さい。 ーー…